凍頂烏龍茶　伝統（紅水醇香）　　15gと75gパックで販売開始です。

凍頂烏龍茶は伝統的に他の台湾茶に比べて高発酵で火入れも強めにしたお茶でしたが

昨今の高山茶ブームと、軽めの味が好まれるようになってきた流れで

次第に発酵も軽め、火入れも軽めの商品が主流となっていました。

しかし、いくら麒麟潭のほとりの条件に恵まれた凍頂地区でも、標高が900m未満のため

1200mを超える高山地区の茶葉が持つ｢高山気｣は出す事が出来ません。

その代わり

長年培われた｢製茶技術｣があります。

通常4~5回程度で終わらせる室内萎凋（発酵工程）を倍以上行うことで

茶湯は美しい紅水となり芳醇な香りをまといます。

しかし、この工程は、茶葉を痛める工程でもあるため

逆に苦みや雑味の原因ともなり

高い技術が求められます。

また

時間がかかる工程のため、収穫後、限られた時間で加工を終えるには、量が限られます。

したがって、

生産量もすくなく歩留まりが悪くなってしまう商品のため次第に作られなくなってしまいました。

今回、数量限定ながら、伝統的な技術を継承している茶師にお願いし

皆様の元へとお届けできる商品を作る事ができました。

このお茶でゆっくりとした時間を過ごしていただけると幸いです。